投稿日:2013.6.22
昨日お客様から「トイレの床が漏水していないのに湿っている」とのご連絡を受けて、現状確認に行ってきました。
現場を確認すると、床と便器とが接している部分に黒ずみができ、手で床を触ってみると、わずかに湿っていまた。
便器のまわりに黒ずみができる原因にはおもに二つ考えられます。
一つは、梅雨特有の高温多湿により便器が結露している場合です。
結露は、冬だけではなく気温の変化が激しいこの梅雨時期にも発生する事があります。その結露によって、便器と床との間に水滴がたまり黒ずみになることがあります。
もう一つの原因は、男性が立って小便をする際に尿がはねて便器をつたって床に染み込んでしまい、黒ずみとなる場合です。
トイレの掃除を定期的に行っていない場合や、木質フロアのワックスが経年劣化ではがれている場合にはよくおこります。
対処の方法として自分たちがおすすめするのは、水に強いクッションフロアに張り替えるという方法です。
木質のフロアよりも、水への耐性が優れているので結露による黒ずみを防止することができます。尿による場合も同様です。
梅雨の時期は、数日前のブログでも書いた通り木製建具や金属製サッシなどの不具合、今回のような結露により不具合などがおこります。
これを放置してしまうと、後々に下地からのやり直し等の工事をしなければならない場合があります。
こういった場合の修繕工事の場合は、すぐにリフォーム会社などを頼る事はぜずに、信頼のおける地場工務店にまず相談することをお勧めします。