投稿日:2013.6.29
今回調整に行った、お客様のところでは湿気や立てつけが悪くて調整が必要になったわけではなく、敷居に取り付けてあった「敷居すべり」の摩耗と長年のほこりなどで戸車がまわりずらくなっていました。
まずは、いまついている敷居すべりを交換します。はがしてまた張りなおすだけなので、人によっては、自分でやられる方もいらっしゃいます。
張り終えた後は、建具の戸車のほこりを落としてから、シリコン系の潤滑油を吹きかけ、滑りを良くします。油系の潤滑油だと、後々ほこりなどがくっついていまうため、自分はシリコン系の潤滑油をお勧めします。
たいていの場合はこれで滑りはよくなるのですが、場合によっては建具自体を削りなおしたり、枠から交換しなければいけない場合があるので、まずは、現場を確認してもらう事が一番重要だと思います。